この記事では、お子さんの短所を長所視点でみて「強み」として伸ばしてあげる方法について紹介しています。
「何回言ったらわかるの!」多くの育児書ではタブーとされている言葉。
でもイライラして言ってしまいますよね。
「ここを直したい/直してほしい」という願いは親として当然の願いだと思います。
しかも直してほしいところ=短所と見えてきてしまうとなおさら「なんとかしないと」という気持ちになります。
そこで視点の切り替えとして効果的なのがリフレーミングです。
お子さんの個性を短所視点から見るのではなく、
長所視点に変換してみてみましょう。
リフレーミングで個性を強みとして理解することで自己肯定感もUP
「なんとか直したい」が「もっと伸ばしたい」にかわるはずです。
まずはお子さんの短所だと感じることを書き出してみましょう
ちょっとネガティブな気持ちになってしまうかもしれませんが、
「なんとか直してあげたい!」と感じていることを、がんばって書き出してみてください。
2、3個でOKです。
そもそも人間の脳は、間違ったものごとに頻繁に気付くように設計されているそうです。
なのでお子さんの長所よりも短所に目がいってしまいがちなのは仕方のないことだったのです。
ぜんぶ脳のせいです!
書き出した短所をリフレーミングして長所視点に置き換えてみましょう
リフレーミングとは、
ものごとを捉えている視点「フレーム」を違う場所に置き換えてみること
よく例えられる例として、
コップに水が半分入っている←事実
コップに水が半分しか入っていない←視点A
コップに水が半分も入っている←視点B
視点には感情が入りますので、ポジティブな方の視点を選択できるだけで気持ちが軽くなりますね。
これをお子さんの個性にも当てはめてみてください。
リフレーミング一覧
3日間お子さんを長所視点で見てみてください
リフレーミングした長所視点から「これ伸ばしてあげたいな」と思えるものをひとつ選んでみてください。
そのひとつの長所視点で3日間、お子さんを見てください。
「おや?たしかにそうかも」と感じられたら成功です。
あまり観察してみても実感がなかったら他の長所視点を選んで、また見てみてください。
最後にあわよくば、その長所視点を言葉にして伝えてみてください。
「ダメなことだと思ったから注意してくれたんだね。正義感が強くて感心したよ」
「たくさん遊んだね。元気があってうれしいよ」
認められることで、他のことにも意欲がわいてくると思います。
【まとめ】短所を長所に置き換えて見てみましょう
・短所ばかり気になるのは脳のせい
・短所視点を長所視点にリフレーミング
・伸ばしてあげたい長所視点でよく見てみる